学習障害と睡眠の関係とは?(第2話):学習障害を克服するための睡眠とは

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今回は、学習障害と睡眠の関係についての第2話になります。

 

前回は、勉強ができないのは学習障害じゃないか?といった場合に、

 

  • 睡眠時間はきちんと足りていますか?

 

といったお話をしました。

 

睡眠時間が足りていないと、レム睡眠が少なくなり、記憶の強化が弱くなり、

 

その結果、勉強ができにくい状態になることをご説明しました。

 

そして、9時間睡眠をおすすめしました。

 

詳しくはこちらをどうぞ↓

学習障害と睡眠の関係とは?(第1話):寝不足だと学習障害になるってほんと?

 

 

9時間寝ればいいのはわかったけど、

 

じゃあ、何時に寝て、何時に起きるのがいいの?

 

といった疑問を持つ方も多いかと思います。

 

そこで今回は、具体的な、おすすめの睡眠習慣についてご紹介したいと思います。

 

  • 何時に寝て、何時に起きるのがいいの?
  • それらの理由は?

 

といったことをまとめたいと思います。

 

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学習障害と睡眠の関係とは?(第2話):学習障害を克服するための睡眠とは

適切な寝る時間と起きる時間は、それぞれ別に考えてみます。

 

まず起きる時間を考えてみますね。

 

おすすめの起きる時間とは

 

起きる時間は、学校に行く時間や、仕事が始まる時間から逆算して決めればいいかと思います。

 

例えば、8時15分に学校に着きたいなら、通学時間が15分なら8時に家を出ればいいですよね。

 

朝ごはんや準備などで1時間かかるなら、7時に起きればいい

 

ということがわかるわけです。

 

このようにして、ご自分にとっての起きる時間の目安を考えてみましょう。

 

 

 

ただし、注意点があります。

 

起きる時間を決めるときの注意点

 

ここで1つ気をつけてもらいたいことは、早起きしすぎないことです。

 

例えば6時前に起きる、というのはなるべくやめたほうがいいかと思います。

 

理由は、6時前に起きると、(個人差はありますが)自律神経の働きが弱くなってしまうことがあります

 

人によっては、早起きすることで、自律神経の働きを弱めてしまうんです。

 

自律神経が弱くなると、勉強についての関係でいうと、

  • 単純なミスが増える
  • たくさんの情報を一度に処理・考える能力が下がる
  • たくさんの状況から、適切な判断をする能力が下がる

といった影響が考えられます。

 

ミスが増えれば成績は下がりますし、

 

多くの情報を一度に処理するのは文章読解や数学の応用問題などで重要です。

 

また適切な判断は、数学の問題でのヒラメキといったものとも関係しています。

 

つまり、早起きしすぎると、成績が下がる可能性ある

 

ということなんです。

 

以上をまとめると、以下のようになります。

 

おすすめの起床時間のまとめ

 

起きる時間のおすすめは、

 

学校や仕事が始まるのに合わせて、ちょうどいい時間ということになります。

 

早起きしすぎず、6時すぎに起きるのがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

では次に、寝る時間について考えてみます。

おすすめの寝る時間は?

 

起きる時間は、上の考え方でだいたい決めることができるはずです。

 

寝る時間は、そこから9時間前を計算するといいです。

 

上の例だと、起きる時間は朝7時と計算できましたので、そこから9時間前を求めます。

 

すると、夜10時に寝ればいい、と出てきます。シンプルですね。

 

 

寝る時間を決めるときの注意点とは?

 

寝る時間を決めるときには、以下の点を考えるのも大事です。

 

特に小学生や中学生のお子さんの場合には重要です。それは、

 

  • 早く寝るほど成績がよいお子さんが多い
  • 遅く寝るほど成績が悪くなる

 

ということがわかっています。

 

具体的には、9時前に寝る子どもさんは、テストの平均点が高い傾向が強く、

 

9時、10時、11時、12時と、遅く寝れば寝るほど、

 

子どもさんのテストの平均点が下がる傾向があります。

 

つまり、小学生なら、9時前に寝て7時に起きれば、10時間睡眠になります。

 

これは9時間を超えているので、全然構いません。

 

中学生や高校生になってくると、夜更かしする傾向があり、

 

親御様が声かけして、寝るように促すことも大事になります。

 

なるべく早く、10時には寝て7時に起きれば、9時間睡眠を確保できます。

 

 

以上より、おすすめの寝る時間は、以下のようになります。

 

おすすめの寝る時間のまとめ

 

以上から、9時前に寝て、7時くらいに起きる、というのが

 

子どもさんの場合には特におすすめの寝る時間(と起きる時間)になります。

 

もちろん大人の方でも、学習という点では、9時間睡眠を目指すのは大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学習障害を克服するための睡眠とは

 

学習障害かも?と思っておられる方の中には、

 

  • 覚えられない
  • 忘れる
  • 勉強できない

 

といった悩みを持つ方が多いかと思います。

 

これらは、記憶と関係していることは想像がつくかと思います。

 

今回は、記憶を強くするには、睡眠を正しくとることが大事、ということを説明してきました。

 

勉強ができないことを克服するには、

 

  • 勉強をがんばるだけでなく、
  • 良い睡眠が取れているかをチェックする

 

ことも大事になります。

 

ぜひ良い睡眠習慣をつけてもらいたいと思います。

 

 

とはいっても、

 

  • 布団には入ったけど、全然ねれないんだよなぁ
  • 寝ていると夜中に起きてしまうんだよね
  • 朝早く目が覚めてしまうんだけど・・・

 

といった悩みを持つ方もおられるかと思います。

 

良い睡眠が習慣化するまでは、寝る時間前に、

 

「寝るための適切な準備」をすることが重要になります。

 

そこで次回は、

 

思い通りに寝るための、寝る準備や日常の習慣についてまとめたいと思います。

 

それらを知ることで、寝たい時に寝れたり、しっかり熟睡し、朝までぐっすり寝れるようになるのではないかと思います。

 

 

 

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