「学習障害」のわかりやすいイメージとは

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学習障害とは LD 学習障害(LD)
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昔から、国語や英語はできるけど、数学が全然ダメ!

数学・理科はできるけど、漢字や英単語など、暗記科目がダメ!

 

のように、得意・不得意は誰にでもあるかと思います。

 

  • お子様が勉強が苦手
  • 参考書や問題集を買ってあげても全然やらない
  • テスト結果は、科目によって、得意・不得意が激しい

 

といったことに頭を悩ませる親御さまも多いのではないでしょうか。

 

勉強しないお子様の中には、

 

  • ただ暑くて怠けている、
  • やればできるけどやらない
  • 勉強より興味あることばかりやっている

 

といった理由で、いわゆる、サボっていてできない方もおられます。

 

しかし、すべてのお子様がそうとは限らない、というの今回の記事のポイントになります。

 

  • やったけどできなかったのでやらない
  • クラスの子はすぐできるのに、自分だけ全然できない
  • 覚えたつもりがすぐ忘れてしまう

 

といった場合に、「学習障害」もしくは、それに近い状態「グレーゾーン」の可能性もあります。

 

学習障害やグレーゾーンの状態のお子様には、

  • 単に勉強をさせる、
  • 激励する
  • 厳しく言って勉強させる

などの、サボりによってできないお子様と同じ方法では、

逆効果になりかねません。

 

学習障害やグレーゾーンのお子様には、

  • そのお子様の特性に応じた
  • 適切なやり方を示して
  • 支援してあげる

ことが重要です。

 

そのためには、まずは、学習障害やグレーゾンなどの一般的な知識について、

ざっくりとでいいので、理解されることをオススメします。

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「学習障害」のわかりやすいイメージとは

「学習障害」という言葉は、もしかしたら、テレビや新聞ですでに聞いたことがあるかもしれません。

 

ここでは、学習障害って何?という方向けに、

学習障害の分かりやすいイメージをサクッと説明したいと思います。

 

学習障害の分かりやすいイメージとは?

学習障害のわかりやすいイメージは、

得意・不得意の振れ幅が極端に大きい状態、

です。

 

例えば、学校のテスト結果を考えてみます。

国語や数学は、勉強すれば得点があがるし、平均点くらいを取れる。

でも、英語だけは、どんなに勉強しても10点くらいしか取れない

といったように、科目間で大きな差が見られることがあるわけです。

 

こういった場合に、学習障害の要素を持っている可能性があります。

 

学習障害には種類があります

学習障害について、もう少し具体的に説明してみます。

 

学習障害とは、極端に苦手な分野がある、と説明しました。

学習障害には、具体的には、以下のことを苦手にする場合が多いことが知られています。

  • 「読む」のが苦手
  • 「書く」のが苦手
  • 「計算する」のが苦手

 

あるお子さんは、読むのだけが極端に苦手な場合がありますし、

他のお子さんは、計算することだけが極端に苦手な場合もあります。

他には、読み書きのどちらも苦手とか、

これら全てが苦手、

といった場合もあります。

 

なぜ、極端に勉強ができないのか

これら3つの能力は、昔から「読み・書き・そろばん」と呼ばれるように、

他のことを学ぶ時の基礎の基礎となっています。

 

例えば、どの科目を勉強をするでも、読むことは不可欠です。

「読む」ことで、脳に「音」として情報が入ってきて、記憶されます。

音を記憶したら、「視覚」を通して、「字や数字」を見て学び、

「手の運動」を通じて真似することで、

「書く」ことができるようになります。

 

つまり、読むのが苦手だと、音として脳へ入ってくる情報が少なくなり、

音で覚えることから始まる、書くへのプロセスも働きにくくなるわけです。

その結果、読めないと、書くことにも苦手意識が出やすくなります。

 

書くことが苦手だと、数字を書いていく「計算」にも影響が出ることがあります。

小学校低学年のうちは、暗算でできる計算が多いですが、

小学校高学年に入っていくにつれ、式を書いて計算していくようになります。

 

こうなると、算数の内容の理解ではなく、

書くことが苦手なために起こる算数の不得意

が起こってしまうことがあります。

 

このようにして、「読む」「書く」が苦手だと、

その教科の内容がわからないのではなく、

読む・書くことにより、記憶も弱くなり、極端に不得意になる

といったことが起こることがあります。

このように、「読み・書き・計算」は、互いに関係があるわけです。

 

「計算が苦手」という場合には、2種類の苦手があります

上で挙げたように、「読む」「書く」の苦手さによる、計算の苦手と、

算数(数学)の内容の理解がわからない、という状態です。

 

「読む・書く」に起因する苦手さなら、そちらの対策をとるべきです。

しかし、算数(数学)の内容がわからない場合は、

読み・書き対策とは別の対策をする、ということになります。

 

  • うちの子は算数が苦手だから、ドリルを買ってやらせよう
  • でも、全然やらないんだよね、やる気がないだろうか?
  • 怒った方がいいのかな?

なんて思われるかもしれません。

 

もちろん、ただ怠けている場合には、

諭してやる気を持ってもらうことは重要かと思います。

 

しかし、上で挙げたように、

「読む・書く・計算する」のどれかに、極端な苦手分野があると、

  • やりたくてもできない

というもどかしい状態を、お子さんは一人で抱えこんでいるかもしれません。

 

  • 勉強しなさい!
  • せっかく参考書を買ってあげたのに!
  • テストでいい点取れないと後で困るよ!

 

といった場合も、お子さんが、

「なぜ」やらないのか

本人が口にしない理由があるかもしれません。

 

自分が読めない・書けない、なんて、

たとえ血を分けた親御さんにでも、なかなか言いにくいものなんです。

 

学習障害ではないとしても、極端に苦手なことがあって、

それが積み重なって勉強が苦手、という場合も多くあります。

 

そういう場合には、今学校で習っている勉強をやらせるよりも、

極端に苦手なところの学習を支援してあげることが、

より重要となる場合があります。

 

 

こちらもどうぞ↓

「学習障害の記事のまとめ(目次)はこちらです

 

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